やなべしょうがっこうのホームページ
作品しょうかい1
南吉の代表的な作品が3ページにわたってしょうかいされています。南吉のいろいろな作品を知ってほしいという願いを込めました。「ごんぎつね」は2ページめに、特別ページとしてリンクされています。なお、下線で示された「関連」は、南吉マップとリンクしています。
疣(いぼ)・牛をつないだ椿(つばき)の木・嘘(うそ)
うた時計・丘の銅像(どうぞう)・おじいさんのランプ
疣(いぼ)
兄弟の松吉(まつきち)と杉作(すぎさく)、いとこで町に住む克巳(かつみ)たちは、ある年の夏、とてもなかよくなりました。しばらくして、母に町の克巳の家までお使いをたのまれた、松吉たちはよろこんで克巳の家まで行くのですが……。
牛をつないだ椿(つばき)の木
人力ひきの海蔵(かいぞう)さんは、牛ひきの利助さんが地主にしかられているところを目にします。利助さんの牛が、地主さんの土地の椿の葉を食べたというのです。利助さんがそこに牛をつないだのは、近くに清水(しみず)があるからでした。海蔵さんも、その清水をよく使っていました。海蔵さんは、道のわきに井戸があったらみんなが助かると考えました。
久助(きゅうすけ)の学校に、太郎左衛門(たろうざえもん)という男の子が引っこしてきました。みんなは、横浜から来たという太郎左衛門を尊敬(そんけい)しますが、彼がうそつきだといううわさが立ち始めます。そんなある日、太郎左衛門がみんなで大野に飛行機を見に行こうと言い出しました。(関連 午が池)
うた時計
少年の廉(れん)は、ある日道で男の人と出会いました。男の人はオルゴールを持っていました。昔のことですから、オルゴールはとても珍しく、廉は薬屋にあるものしか知りませんでした。そのオルゴールを手渡された廉は……。
丘の銅像(どうぞう)
丘のふもとの平和な村にハンスという詩人が住んでいました。ハンスの詩は国中だれも知らないもがないほどでした。そこで、ハンスの銅像を村に建てることになりました。
友達とかくれんぼをしていた東一(とういち)は、倉(くら)でランプを見つけました。その夜、ランプをいじっている東一に、おじいさんは「年をとるとランプでも何でも昔のものに出合うのがとてもうれしいもんだ。」といいながら、むかし話を始めました。(関連 半田池)